このあいだのやつ?
ああ、匿名の?
ときめく医学と、運命的な、の、そうアレ、あたしあんま出てへんねんやんか。
そう。
最初の三日間ぐらいしか出てなくって、
そう。
日がわりキャストっていう形で出てたから、
実はそんなに出てなくって、
後半の方も、
ちょっと劇場にすら行かれへん状態やったから、
そんなに、
なんやろな、
がっつり関わったっていう感じではないんやけど、
でも稽古にはけっこう行ってて。
ほんで、
えーと、
ま、客演さん呼んで、
初めての舞台やったから、
あぁ、匿名メンバーじゃない人が匿名の台詞読んだらこうなんねんやーっていう、
いろいろ発見とか、なんか、勉強になったこともすごいいっぱいあって。
稽古場にはできるだけ行った。
けど、すぅー、半分もい、
行けてなかったんかなぁ、
っていう感じで。
どやろ、小道具やってたから、
ま、それの確認しにいったりとか、
あのー、モノ持って来たり、
ま、相談しに行ったり、
とか、そんな感じかな。
ガッツリ稽古見れるっていう時間ってのは少なかったから、
ちょっともったいなかったかな、っていう、のは、あるかなぁ。
なん、毎回、
ではないんやけど、
なんかここ、二回ぐらいは続いた、
たぶん、
ま、二回くらいかな、続いたかなって感じで。
前は佐々木さんがやってて。
うん。
で、なんか佐々木さんが衣装のほうに、
ちょっとこう、
ずるずるっと寄っていってる感じがあるから、
ま、なんか、穴埋める感じで、
ま、じゃあ小道具、
そんな、スキルはないけど、
やりまーすみたいな感じ、
かなーって、感じ。
それは一番面白いところ、
ではあった、かな。
でも、あ、これが、
あー惜しいなと思ったのが、
あのー、公演期間中に、
やっぱどんどん、
ロングランやったから、
変わってって、
で毎回ラインとかで、
送られてくるから、
ざっくり何やってるかってのはわかるけど、
でも目の当たりにはしてないから、
だんだん客演陣さんのほうからも、
こうしたらいいんじゃないとかの意見がたぶんきっと出てて、
そのー、変わっていく過程っていうのが、
けっこう顕著、だったんじゃないかな、
普段の公演に比べたら、っていうふうに、
思うから。
やー、そこは劇場で、
一緒に、
そのー、ね、
過程は、
体感したかったなーっていうのは、ある。
そうそうそう。
最初、仕込みのときからは、
一応いて。
仕込みの期間も意外と長くて、
三日、間?くらい、あった、かな。
そのあと三日間本番やって、
で小道具も他の人に、
お願いしますって丸投げして、
あたしは九州の方に、
別の舞台でいっちゃって、
っていう感じかな。
すっごい緊張したな、
日替わりキャストは、でも。
は、えーっと、
今回もフラッシュフィクションっていって、
短い作品をぽぽぽぽぽぽぽんってやってくやつ、
やったから、
そんなかの一作品、
とかに出たり、あのー、
なんか最後においしい思いをさせてもらったり、
とか、なんかそんな感じで、
こう、一瞬出て、やって、すぐ消える、
から、すごい、ここで決めなただのミスった人になるっていう、
プレッシャーがすっごい怖くて。
ふふふ。
それがすごい緊張した。
楽しかったけど。
実ははじめてじゃなくて、
最初は結構、
出てなかったから、入っても。
でも、あのー、『二時間に及ぶ交渉の末』とか、
フラッシュフィクションの最初の『jerk!!』とかは、
客観的に見てた、し、
中之島の春のやつ、とかも、
一回出なかっ、んんん、二回出なかったから、
そこはけっこう、客観的に、
意外と見てるかな。
そう、劇団員やけど、そう。
出てない舞台が何個かあるから、
そんときは、よく見てて。
実は、ね。そやね。
今思い返すと、そやなぁ。
ほんとに珍しいことやねぇ。
でも、皮肉なことに、
他の人が出てる客演呼んだ舞台を客観的には見れなかったから今回、
その違いっていうのはいまいち、
ねー、わからなかったんやけど。
見たかったなぁー。
そう、
なんかゆっこさんが、
あの、動画をあげてくれてたりとかしてて、
最初のうちはけっこう見てたんやけど、
ちょ、だんだん見れなくなっちゃったし、
たぶん途中から、
あがってたっけ? 最後まで、
上がらんくなったんちゃうかな、
たぶん忙しかったやろうし、
んー。
やっぱり、
達者やなって思ったのは、
佐々木ヤス子さん。
でも、個人的にすごい好きやなって思ったのは、
沢栁くん。かな、っていう。
だから、その二人が揃ってる、
最後らへんの、あのー、
「ラブレター書いてきたんですけど」、
あれがすごい好きで、
なんか、いい雰囲気だなーっていう。
雰囲気がいい?
沢栁くん、たぶん、
器用な方ではないし、
すごく、あのー、体当たりなところも、
多かったと思うんやけど、
でもやっぱり、すごい、
根が良い人なんやろうなって、
すごい一生懸命やから、
だんだん一生懸命さが芝居に、
出てきて、でも、
稽古後半らへんになったら、
なんかなぁ、なんかこう、
良い感じに力が抜けてきて、
あーきっと彼がやりたいことが、は、
こういうことに近づいてってるのかなぁ、
っていう、辿っていく過程、
みたいなのが、
なんかすごい、
あたしには好ましく思えてきて。
なんか、
うーん、台詞も、すごく、
匿名の台詞に慣れるのが大変そうやったけど、
その辺、ねぇ、ヤス子さんとかはすごく、
ぬるっと、良い感じに入ってて、
すごいなぁさすがやなぁって思いながら、
見てたけど、でもだんだん、
自分のものにしていってる沢栁くんが、
最初なんか、
石畑に似てるタイプなんかなぁって思ったりして、
なんか、面白いなって思った。
長年なんか、
杉原見てて思って、
そこに辿り着いたっていうのがあるかもしれへんけど、
なんか最近のテーマで、
もっと記号になりたいっていうのが、
あって、そ、あんまり、そのー、
ここで、この役はどう思ってやってるのか、
っていうのを、考え過ぎると、
やっぱりどうしても、狭い、
範囲になっちゃうから、
作品全体で見て、
役割を、ま、チェスじゃないけど、
そういうふうに置いてって、
じゃあこのときだったらこうしたほうがいいから、
AだったらAっていう役割、
BだったらBっていう役割、
役割で考えていって、そこから、
感情入れるなら、
入れてもいいし、
入れない方が、
得なときもあったりとかもするからぁ、
それはすごく、
自分で実験的にやってみようって、
思って、匿名終わって、
九州で回ってるときに、
いろいろ試してみたら、
意外と好評で、ま、
じゃあ、このやり方は合ってるのかなぁっていうのは、
思った、かなぁ。
普段生きてても、
なんであたしってこんなに自分が主人公なんやろうって、
思うときがあって。
ふふふ。
なんか人生を大事に生きすぎてるっていうか、
なんか。
あはは。
なんで、
こん、
なんか、
なんやろうって思ったりもするし。
単純に、なんか、別に政治の話でもないけど、
やっぱ、国単位でしか物事って考えられないじゃないですか。
それってもう、
もういい加減、
なんかうっとうしいなって思ったりも、するし、
小っちゃい範囲に戻して、
自分とか、ま、それ以外のコミュニティ、
家族なら家族、
匿名劇壇なら匿名劇壇、
他の現場なら現場っていうときに、
自分の立ち位置ってなんなんだろうって、
やっぱり改めて考えることが、
最近、うん、多くて。
うーん、それでいうと、
やっぱまあ、みんなそうだけど、
素のままでは、
いれるようでいれなかったり、
するじゃない?
だからそのときに、
日常生活だけど、
それも一種の芝居したりしてるのかなぁ、とか。
うーん、や、でも、
役割っていう、を、
考える割合が、
だいぶ多くなったっていうのは、
あるかなぁ……。
すごい真面目に言っちゃった。
そうやねぇ…。
なんやろう。
あんまり華やかな予定はないかなぁ。
言えるような。なんやろな。
今年で29になる。
……動き出すねぇ。あかんねぇ。
去年からずっと思ってて、それは。
30代を楽しく生きるためには、
ちょっと今頑張らなヤバいぞっていうことに、
なって、ほんと30代楽しく生きるために、
今、地味に水面下で、
頑張ってるっていう感じかな。
種まき、かな。
そう、えっと、なんやろう。
仕事したい、から。
お芝居、だけやとやっぱり無理やから、
えっとー、資格の勉強したり、
とか。行政書士。……マジ。
いや、いけるいける。
あたし去年受けて、
去年、じゅういちが、
い、えー、12月、
くらいに試験があって。
3月くらいから勉強始めたから、
9ヵ月くらい勉強して、
試験受けて、
あと、4問合格したら、
あ、合ってたら合格、
までいって、そう、だから、
一般教養と、法令問題と、
で、あと、記述、三種類あって、
で、一般問題で、きじゅっ、
基準点取れなかったら、
法令問題を、採点してくれないのね。
……そう、それも、二つ合わせて、
ある一定の基準とってないと、
記述を採点してくれへんねん。
でも、あたしは全部採点してくれてたから。
独学で、一年目で、
意外といけるやんって思ったから、
今年もう一回勉強して、
今年は何とか取って……。
今年の12月ね。
11月かな?
12月かな?
…ちょっと忘れちゃった。
(了)
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